和の身のこなし講座

日本人が文化として育んできた正しい身のこなし・所作・立ち居振る舞いは、
美しいばかりではなく、実は健康においても大切な要素がありました。
しかし、現代では便利になった事などが理由に、身体を正しく使うという意識
が薄れてしまい、ほとんどの方が、その大切さに氣づけなくなっています。
今一度、先人の方々の知恵を活かしていく時代になったと感じています。
自分の身体を自分で整えるということ

『立つ』『歩く』『座る』
が最も大切な作法の基本として位置づけられてきました。
鎌倉時代より武家を中心に、殿中での振る舞いとして、様々な約束事が生まれましたが、基本的には命を守るために、普段の生活の中で足腰を鍛えるための鍛練法でもありました。
お辞儀・礼

礼儀作法として、日本人が一番大切にしている動作です。
このお辞儀の動作を正しく行うことで、肩・首の緊張が取れて
負担のかかっていた腰・股関節の痛みが取れたり、ひざのゆがみ
ねじれが真っ直ぐになって、スッキリとした姿勢になります。
お辞儀とは、『屈体の礼』を指します。
真っ直ぐに背筋を伸ばし、上体が屈体してこそ、相手の心に響く
お辞儀になります。
三つ指をつくだけでは、お辞儀とは言わないのでお間違え無く!笑
和式のトイレ

最近では、洋式のトイレが主流になってきましたが、
駅のトイレで和式を使えず、和式が空いているにも
関わらず、洋式の長蛇の列になっていることがあり
ます。
本来ならば、この体勢になれる身体が、柔軟性や
バランス感覚、脱力など、さまざまな身体に必要な
能力でもありました。
ところが、ひざの痛み、股関節の柔軟性が失われて
普段の生活もままならないという状態になっています。
これらの動きをもう一度できる身体へとリセット!

痛み・ゆがみ・コリ・疲労を取る!
以前できていたことが、できなくなってしまった身体には、疲労が溜まっています。
まずは、疲労をリセット!
そのために、誰もが楽にできる『寝転ぶ』という動作を利用して、気持ちよく身体をほぐしていきます。
『脳疲労』『身体の疲労』『心の疲労』を取り除いていきます。
呼吸・血行・リンパの流れ、新陳代謝が良くなり、ムリなくダイエットして、スッキリと健康的な疲労しにくい身体・姿勢になっていきます。
専用枕で行う≪ピロートレーニング≫
和の身のこなしを身につけられる身体にするために、専用枕を用いたピロートレーニングで、まずは感覚を磨いていきます。
自分の身体を第三者に預けるのではなく、自らの感覚を呼び覚ますこと。
氣愛道としています。自らの身体を愛して、氣を配る。
もとの氣の状態(源氣)にしていくことこそ、当サロンの理念です。